ちらしを制作するとなった時、気になるのはやっぱり料金についてですよね。
デザインは持ち込みで、本当にチラシ印刷のみでいいのか、デザインも含めてすべて依頼したいのか、そして用紙のサイズやどういった印刷物なのかなどによっても、随分と変わってくるかと思うのですが、色々な印刷会社と比較してみてから、試作品を見た上で検討するのがいいと思います。
そしてデザインについてですが、前にも紹介したように「目立つ」ようなデザインにすることが大事です。ただ派手なデザインの広告であれば、そこらのパチンコ店などのちらしなどと同じような雰囲気に捉えられてしまう場合もありますが、他にはあまり見られないような雰囲気、そしてお店のイメージを伝えつつ、インパクトを与えるようなデザインがいいかと思います。
とくに新聞の折込ちらしなどの場合、一度に入ってくる量も結構多いものですから、沢山のちらしに目を通していく上で「ん?これはどこの広告だ?」と手を止めて見入るくらいのインパクトが与えられるとGoodです。
どんなジャンルであっても、何をするにしても、「宣伝費(広告費も含めて)」というのは結構大変な出費になるものです。
でも、それ相応にお金をかけなければ、集客や成功は求められないと思っていた方がいいでしょう。その中でも削れる部分を削って、予算内に抑えることはもちろん、その削った部分を他のことに充てることができれば効率よく使えて、更に効果も上がりそうですよね。
どこなら削っても影響がないか、どこにお金をかけるべきかを考えて依頼することをお勧めします。
ちらし広告がその役割を果たすための第一ステップ、それは注目してもらうことです。
どんなに惹かれるであろう内容がそこに書かれていても、注目してもらわなくては情報を知ってもらえませんし、ちらし広告として意味がありません。
では、どんなちらし広告にすれば注目してもらえるのか。
これについては簡単に答えが出ますね。
ズバリ、目立っていることです。
ただし、この目立つことについてはしっかりと考察を重ねなくてはなりません。
とにかく派手であれば目立つのかというと、そんなはずはありませんね。
他社のちらし広告も派手だと木を森に隠すようなものです。
派手なちらしばかりの中に一枚地味なものがあれば、むしろそちらの方が目立ちます。
つまり、目立つとは余所と比較して絶対的な差があることなのです。
その差をどういった点に付けるかにもよりますが、ちらし広告の場合、まず人目を惹きつけることが肝心ですから、やはり見た目について考えなければなりません。
シンプルにまとめるか、派手にデザインするか、キャッチコピーを大きくするか、写真を多く配置するか、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気か、明るくポップな印象か・・・
内容にもよるでしょうが実に多種多様な手段がありますので、固定観念を取り払って自由な発想で考えてみましょう。
目立たせたいのは見た目ばかりでなく、内容に対しても言えることです。
多くの消費者は似たちらしや商品を比較して選択するので、比較材料となる情報に魅力を感じなければ他のものと同様埋もれてしまいます。
特売でどれだけ安いかといったデータ的な情報は予め決められたものですが、それを表現するキャッチコピーや紹介文、また表記の仕方などで目立たせたいものですね。
ただし、これには誇大表現にならないよう注意が必要です。
消費者が実物を目の前にしてがっかりするようでは信用問題にもなりますし、当然嘘を並べ立てようものなら詐欺とも捉えられかねません。
ちらしを始めとした広告は一般消費者に見てもらうものです。
どういった人が広告の対象者となるかは広告の種類や宣伝内容によって異なりますが、なるべく多くの対象者に見てもらい、その内容に興味を示してもらい、ひいては広告元に利益をもたらしてもらうのが、広告を打ち出す大きな目的でしょう。
しかし、そんな広告はこの世の中にごまんと溢れ返っていますね。
街を一歩歩けば広告に出くわすのが現代の傾向ですから、それらの広告にいちいち注目していられないというのが現状でもあります。
新聞の折込ちらしにしても、毎日10枚前後のちらしが届きますね。
休日ともなると倍の量になります。
皆さんはそれらちらしの一枚一枚をしっかり観ているでしょうか?
主婦であれば、スーパー等の食料品店やドラッグストアといった生活必需品の店のちらしなら、毎日欠かさずチェックしているのかもしれません。
しかし、それ以外では余程好きな店や買い替えを検討でもしていない限り、注意を払うことはないでしょう。
消費者に見てもらうためのちらし広告ですが、その反面注目されないというアンビバレンツが、現代の広告業界にはあるのです。
昔は違いました。
今ほど豊かでない時代には選り好みできるほどの量や種類は無かったため、ちらしは特定の物が“ある”ことさえわかれば、それに注目が集まっていたのです。
しかし、現代ではわざわざちらし広告を見なくても、探せば“ある”なんてことはわかりきっています。
また、種類も量も豊富にあるため、ちらし広告はただ“ある”ことを知らせるだけでなく、“選択”させる内容にしなくてはなりません。
今や、ちらし広告は見てもらうためのものではなく、注目してもらい、さらに選択してもらうためのものでなくてはならないのです。
なるべく業者に頼らず、自分の手でちらしを作りたいのであれば、印刷だけを業者に頼んでデザインは自分で行うことも可能です。
自分でデザインする場合、まず紙に手書きでイメージしているちらしのラフ画を描き、それをパソコン上で形にしていくことになるでしょう。
自分でデザインするとはいえ、業者が印刷できる形にしなくてはならないので、使用ツールや用紙の各種設定は印刷業者で指定されています。
保存形式なども指定の方法でなくてはならないのでご注意ください。
制作の途中に指定外のソフトを利用することもあるかもしれませんが、最終的には指定のとおりに。
多くの印刷業者で指定されているのは、イラストレーター(Adobe Illustrator)というソフトです。
印刷物の作成に特化した画像作成ソフトで、多くのちらしや雑誌等の広告の制作に、必ずと言って良いほどこのソフトが使われています。
本格的にちらし広告を作成したいのであれば、何をおいてもこのソフトをお勧めします!
・・・ですが、イラストレーターはそれだけに専門的なソフトのため、気軽に使用するには難しいでしょう(慣れればそうでもないのですが)
最近では、例え素人でも自分でデザインしたい方が増えてきているので、そんな方々のためにオフィスソフト(ワード、エクセル)のデータでも可としている印刷業者もあります。
ご自分のスキルに合うところを探してみましょう。
これら以外では、ちらしデザインに特化したちらし作成ソフトなるものも登場してきています。
私は使用したことがないのですが、おそらく年賀状作成ソフトのように専用のツールが整っており、また各種パーツが揃えられているのでしょう。
印刷業者でそのソフトが可能かどうかは別の話ですが、もしご自分の家庭用プリンターで印刷される場合は、ちらし作成ソフトを利用してみても良いかと思います。
印刷業者を選ぶ際の基準は、やはり主な点として料金が安いところということになるでしょう。
日本全国どこの業者を選ぼうとも、近年ではわざわざ足を運んで入稿する必要はなく、メールによるデータ添付でも可となっています。
さすがにチラシ印刷後の現物は輸送での納品になりますが、余程遠方でもない限り送料は安く済みますし、また印刷枚数が多ければ送料無料のサービスを受けられる業者もあります。
しかし、新聞の折込ちらしに限っては、日本全国どこでも好きな業者を選ぶことは難しいでしょう。
というのも、大抵の業者では折込ちらしの納品を依頼主ではなく新聞社(もしくは支店等)へ行ってくれるためです。
折込ちらしを配布するのはメーカーではなく新聞配達員ですからね。
もちろん、希望があれば依頼主のもとへ、または他のところへも納品が可能となっていますが、それらの手間を省いてくれているのは印刷業者のサービスなのです。
サービスといえば、折込ちらしのデザインもそうです。
さすがに無料でということはありませんが、商品情報や写真、キャッチコピー、紹介文、その他希望のデザイン例などを提示すれば、それに沿ったちらし広告をデザインしてくれます。
完成までは数回の打ち合わせが行われます。
二回目以降のご利用では、前回デザインを利用しての制作も可能なので、場合によっては割引が効くこともあるでしょう。
印刷業者とはいえ、ちらしのデザインを担当するのはもちろんプロのデザイナーですので、ちらしの効果やデザインの技術といった知識は豊富です。
ご自分で効果的なちらしを作れる自信がないのであれば、こういったサービスを利用するのもひとつの手ですね。
前回までの説明で、ちらしや広告についての大まかな定義をご理解いただけたかと思います。
ちらしや広告の詳しいことは、今後徐々に述べていきましょう。
今回からはちらし広告の作り方や効果、現状などについても述べていきたいと思います。
今回お話しするのは、ちらし広告・・・特に新聞の折込ちらしの作り方についてです。
折込ちらしを始めとした各種ちらしは、多くの人に作る機会が訪れるかと思います。
最近はパソコン文化が浸透してきていますので、各種ツールを利用すれば素人でもある程度のデザインを作れますね(ちらしの専門的な知識は別として)
ただ、そんな現代でも素人の手ではどうにもならないのが印刷です。
ちらし広告を作るとなると数百~数千、多い場合は数万以上の単位で印刷することになるので、パソコンに繋げる家庭用のプリンターではなかなか行えることではありません。
ちらし広告の印刷に限っては印刷業者を利用することになるでしょう。
印刷業者の多くは、新聞の折込ちらしを中心としてパンフレットやDMといった各種広告を扱っています。
広告の類ばかりでなく、CDジャケット等の商品関連も扱っている業者も数多くあります。
法人利用・個人利用問わず、内容も濃く、それだけに利用者も多いと考えられ、比例するように日本には数多くの印刷業者があるのです。
そのため、競うようにサービス展開がされており、また安さにこだわった料金設定も留まるところを知りません。
ご利用の際は、各社を比較の上お好みの業者を選ぶと良いでしょう。
広告といえば真っ先に思いつくのがちらし・・・特に新聞の折込ちらしかと思いますが、これまでにも述べてきたように広告の種類はなにもちらしや紙媒体のものだけではありません。
以下に主な広告の種類を挙げてみましょう。
◇紙による広告
・新聞
・折込ちらし
・ポスティングのちらし
・雑誌
・パンフレット
・リーフレット
・DM(ダイレクトメール)
・ポスター
・ちらしラック
・フリーペーパー
・フライヤー
・街頭で配布されるちらし(ポケットティッシュなど)
・電車の中吊広告
◇映像による広告
・CM(テレビコマーシャル)
・映画館のスライド広告
・街頭ディスプレイ、電光掲示板
◇音声による広告
・ラジオCM
◇インターネットにおける広告
・ウェブサイト
・ポータルサイト
・ブログ
・バナー広告
・検索エンジンの検索連動型広告
・メールマガジン
◇その他、公共物を利用した広告など
・ラッピング車両(表面に広告が書かれた電車や路線バスなど)
・ネオン
・看板(ビルボード)
・テレビ中継される競技施設内の広告
・電柱広告
・アドバルーン
・・・などなど。
以上のうち、テレビ、ラジオ、新聞(ちらし)、雑誌はマスコミ四媒体と呼ばれ、長きに渡って重要な広告として利用されてきました。
しかし、最近ではこれらにインターネットが加わり、マスコミ以上に重要な広告として考えられていますね。
インターネット広告の面白い所は、広告主自らが発信するだけでなく、アフィリエイトなどの手段で他者に広告を発信してもらうこともできる点です。
昔々、広告は人に情報を与える伝達手段でした。
しかしその手法が発展・発達してきた現代では、広告は単なる伝達手段ではなく、重要なマーケティングの一分野となっています。
今や広告はひとつの学問であり、広告学について専門的に学べる学校やセミナーなども数多く存在しています。
企業やメーカーにおいても、広告を担当する広報は欠かせない部署ですね。
マーケティングとは「marketing」。
「市場」を意味する「market」の現在進行形ですが、マーケティングそのものは「市場戦略」と和約することができます。
市場戦略とは簡単に言えば、業績を伸ばすためのあらゆる策です。
このマーケティングもすでに学問のひとつとして成立して久しい分野となっています。
商売の歴史や世界的な物価の動向、また消費者心理や経営方法などがこの学問の内容で、この中に広告学も含まれているのです。
ただし、広告学はマーケティング学のみに関係しているのではありません。
それこそちらしの場合で考えると判り易いのですが、広告を制作する際には文章やキーワードや写真を並べますね。
この場合、デザイン学も深く関係してきます。
また、ちらしではなくテレビコマーシャルの場合、映像学やメディア学が関係しています。
そして、どちらも制作するための専門的な技術が必要となります。
・・・以上のように、広告は非常に奥が深い学問となっているのです。
種類によって必要な知識は異なりますが、かといって無関係の知識はありません。
ちらしに携わるだけの人でもメディア学は有用ですし、テレビコマーシャルに携わるだけの人でもデザイン学は持っていて有効な知識です。
ちらしは広告の一種です。
新聞の折込ちらしを「広告」と呼ぶ方も多くいらっしゃいますが、本来広告とは非常に大きな範囲を指している単語なのです。
広告の意味を端的に述べるなら、何かを宣伝している物、或いはその宣伝行為ということになるでしょう。
宣伝の内容は商品やサービスといった利益を得るためのものとは限りませんし、宣伝方法は紙や映像といった目で見るものとは限りません。
そのため「宣伝」とほぼ同じことを意味しているように感じられますが、「宣伝」は行為を行うことで、「広告」は方法を指していると考えると判り易いでしょうか。
以上は広告という単語の意味ですが、広告の詳しい内容について述べるとなると、非常に深く広い範囲にまで及びます。
今現在、街中には広告による情報が溢れ返っている時代ですので、近代に入ってから広告や宣伝活動が盛んになったかのように思われますが、広告そのものには深い歴史があるのです。
現存している最も古い広告は紀元前12~13世紀頃のエジプトのものです。
ただしこちらはパピルスによるちらし。
もしかすると、それよりもさらに古い時代には、建物などに直接かかれたり人づてに言葉で流された広告などもあったかもしれません。
広告の意味は内容も手段も問いませんから、「○○と伝えてくれ」という頼みごとでさえ広告と考えることができるのです。
言葉が誕生すると同時に広告が誕生していても、なんら不思議なことはないと私は思います。
聞き慣れた名称ではありますが、「ちらし」とは面白い呼び方だと思いませんか?
表記方法は平仮名の場合も片仮名の場合もあり、漢字で表記されることは全くと言って良いほどありません。
一文字で「ちらし」と読める昔の難しい漢字があるわけではなく、また当て字のような難読文字があるわけでもなく、かといって外来語でもありませんからアルファベットによる特別なスペルもありません。
「ちらし」に敢えて漢字を当てはめるとしたら「散らし」となります。
ちらしは元々「撒き散らして宣伝する広告」という意味でこの呼び方をされており、いつしかその行為そのものが広告の種類を表す名称となったのです。
そのため、ちらしとは撒き散らせるような形状・・・一枚物のそれほど大きくはない紙による広告を指していることが多く、なにも新聞の折込ちらしに限った名称ではありません。
ちなみに、店内に貼られている小さなポスターのような広告を「フライヤー」と呼びますが、こちらも「ちらし」と似た名の由来を持っています。
こちらは英語圏で発生した類の広告で、スペルで表記するなら「flyer」。
もともとはヘリコプター等で空から撒き散らされていたため、「飛行」を意味する「fly」からこの名が付いたと言われています。
ビラの場合は少々複雑なようですね。
「ビラ」にも撒き散らして宣伝する紙のようなイメージがありますが、この名の由来は日本語の紙片を意味する「ひら」であるとか、英語の張り紙や札を意味する「bill」であるとか、擬態語の「びらびら」からきているとも言われています。
どちらにせよ、ちらし、フライヤー、ビラにはそれぞれ「撒き散らす」という意味が暗に含まれているので、どれも「紙一枚の広告」を表す名称となっています。